「酒器のページ」 

[ 写真をクリックされれば、拡大してご覧になれます。]

楼閣桜図の三つ重ね盃は、染錦の皿・鉢 に、 小皿と共に掲載しています。





[3つの"源"銘の酒盃]

何れも六代館林源右衛門さん直々の手による酒盃で、高台の中に
は、力強く"源"の一文字を書き残されています。左のぐい呑みは、
最大胴径6cm、高さ5cmで、うつわ全面に瑠璃釉が掛けられてい
る瑠璃釉金彩梅花のぐい呑みです。見込みには、金彩で闊達に梅
の花が一輪描かれていて、とても品格があります。右の酒盃は、口
径 6.7cm、高さ4cmで、赤絵による草花が、内外側面に趣深く描
かれていて、見込みには、枯淡な筆運びで 「色即是空空即是色」
と般若心経文が書かれています。中央は、外周に蝶、見込みには
菜の花が、丁寧に味わい深く染付で描かれたぐい呑みです。口径
7cm、高さ3.5cm、手捻りの成形で 温かみがある作品です。全
て、ヒ−トアップしたネットオ−クションで、何とか落札出来ました。

後日蒐集した 背後の酒器は、右と相似形で一回り大きい。濁手
素地に経文や草花が描かれていますが、「源」銘を見せました。
[6C-15,17,20 & 37=2005.12, 2007.3 & 2007.8 & 2017.2]



[酒盃1・古染風]

小生は ビール党で、密かに ビールジョッキを期待しているのですが、
清酒は 殆ど嗜まないにもかかわらず、酒盃は 戴いたり インターネット
オークションで 入手したりして、いつの間にか沢山集まりました。この
盃は、甥夫婦から戴いた 5種1組の古染風(藤,草文,他)小付です。
[6B-1=1996.7]



[酒盃2・十二支:寅,卯,戌]

源右衛門窯では、毎年、その年の干支の酒盃,陶額,飾り皿が、創
作・販売されています。寅の酒盃は、1986年の製品と思われます
が、染付けと赤絵の一対からなり、精悍な描写が素晴らしい。 卯の
紺朱の酒盃も、心を籠めた絵付けに 好感が持てます。源右衛門窯
の兎は真に人気が高いと聞いていますが、宜なるかなの心境です。
直径6cm と一回り大きい、戌のぐい呑みは、二態の犬が微笑ましく
丁寧に描かれています。全てネット オークションで、入手しました。
[6B-5,16、6C-12=2000.10,2004.12,2004.12]



[酒盃 3・染錦 松竹梅]

染錦で、趣深く松竹梅が描かれている、3個1組の酒盃です。大きさ
は、「酒盃 1」と同じく、口径 5cm、高さ 4.8cmと手頃で、安定し
た形状です。インター ネット オークションで、松・竹・梅 それぞれに、
個性がある絵柄に惹かれて、ついつい 応札して、入手出来ました。
[6B-14=2003.8]



[個性的な三つのぐい呑み]

独特な個性を持った、染付けによる三つの魅惑的なぐい呑みです。左
側は、口径 6.8cm、高さ 2.5cmの浅い盃ですが、清酒を注ぐと見
込みに貼り付けられた緋鯉が躍動し、染付けで描かれた周りの水藻
が揺らいでいます。右側は、口径 6.8cm、高さ4cmの深めな盃で、
柳に安らぐ都鳥が 染付けで描かれています。両方とも枯淡な絵付け
と形状に魅了されます。中央のぐい呑みは、極めて繊細な線描技法
で、側面全面に花,貝,渦が描かれていて、コバルトブルーが鮮やかで
す。高さ 5.5cm、底径4cm の細長いうつわの見込にも、同じ文様
が描かれていて、超名人芸と言う他はありません。手に持つと、心地
よい質感が伝わってきます。全てネットオ−クションで落札しました。
[6C-5,6C-11,6C-13=2001.8,2004.5,2005.5]



[絵変わりのぐい呑み]

源右衛門窯の開窯2百数周年を記念して作ったと言われる、5種1組
の「絵変りぐい呑み」です。左側から、萬歴,祥瑞,古伊万里染錦,古
染付,赤繪のぐい呑みです。それぞれに、その時代を代表した趣きと
美しさが、丁寧に絵付けされていて、実に楽しい。ユ−モラスな萬歴
魚絵のぐい呑みは、全方向からの絵を見れるように、2つ追加して掲
載しました。ネットオ−クションでは、常に 人気があるやきものです。
[6C-9,6C-14 =2003.11,2005.7]

添付されていた解説書の内容は、磁器に関して とても含蓄が
あります。 絵変わりのぐい呑み解説 をクリックされれば、拡大して ご覧になれます。



[華麗な7つのぐい呑み]

有田磁器特有の磁胎の白さを包み込んで、華麗な絵付けが施されて
いる、口径:6cm、高さ:5cmで均整がとれた7つのぐい呑みです。
綿密に計算された形状によって、手に持った時の質感や口を付けた
時の触感が とても素晴らしく、お酒も 注ぎ易い。上段は 左から、黄
緑彩唐草紋/古伊万里風楼閣桜図/緑彩唐草紋、下段は 同じく、
緑彩梅鳥紋/赤濃菊絵/桐花紋/木瓜割紋で、何れも源右衛門窯
の代表的な美しい紋様です。黄緑彩唐草紋は、他の紋様と違ってミ
ナイ手のため異国情緒を醸し出していますが、ペルシャ古陶の緻密
な幾何学紋様をモチ−フにしているためです。緑彩梅鳥紋のぐい呑
みは、15年程前に京王デパート新宿店で購入致しましたが、その他
は 激戦のネット オ−クションで、辛うじて落札して 蒐集できました。
[6C-2,3,4,10,21,22 & 28=1998.7〜2013.11]


ミナイ手については、下記のビールジョッキ、陶額のページの葡萄
収穫繪の陶額や珈琲のうつわの碗皿8も合わせてご参照下さい。



[可愛らしい酒盃と板皿]

中央の酒盃は、口径 5cm、高さ3cmの可愛らしい大きさで、花唐
獅子絵が美しく描かれていて、心底からお酒を楽しめそうです。左
右の酒盃も ほぼ同じ大きさで、清楚な染付濃みの環が好ましい。
料亭で愛用されていたとのことです。 板皿は、長辺が19cm、短
辺は7.5cm、厚さが 6mmです。滑らかな筆捌きで 鮮やかに描
かれた網絵は清涼感があって、夏の酒の肴を盛ると、とても風情
がありますが、残念ながら一客のみの珍品です。底面には 「源」
と彫られています。全て、厳しいネットオ-クションで求めました。
[6B-22,6B-27 & 7B-66=2006.6,2007.3 & 2006.5]

この板皿は、文献2の65頁、「料理と器 出合い旅」の記事で、
福岡の名料亭・<「 とり市 」>のお膳の写真に、載っています。



[瓢箪形の徳利]

左は、染付と赤絵の白抜きで、梅鳥文が描かれている、瓢箪形の1合
徳利です。中は、側面のピンストライプが キリリと引き締まって清々し
く、趣がある松絵の注ぎ口との調和が絶妙な、7勺徳利です。右は、
名窯特有の深みのある染付濃みで、満開の梅の木に遊ぶ尾長鳥が、
生き生きと描かれている1合徳利で、目を見張る美しさです。何れも、
側面に 凹凸加工が施され、お酒を注ぐ時の触感が心地よい。瓢箪形
の徳利は、何となくユーモラスで 安らぎを感ずる やきものです。幸運
にも、全て インタ−ネット オ−クションで落札して、入手出来ました。
[6A-5,6A-8 & 6A-18=2001.8,2003.7 & 2007.8]



[小粋な染付酒器]

晩酌がとても楽しくなる小粋な染付の徳利とぐい呑です。中央の瓢形
7勺徳利の上部は素描、下部は染濃で、紅葉散しが丁寧に絵付けさ
れています。高さ13cmで、丁度左右のぐい呑各1杯分の容量です。
左のぐい呑は、口径6.7cm、高さ4.5cmの使い勝手が良い形状で、
馬と山水人物の窓絵を配置した 染付の祥瑞文様が、内外側面に凛
として麗しく描かれています。 口径8.5cm、高さ3cmの浅鉢形をし
た 右のぐい呑は、牧歌的な鳥と花絵が、内面に目一杯描かれてい
て好ましい。何れも ネットオ−クションで、辛うじて蒐集出来ました。
[6A-11,6B-43 & 6B-48=2004.12,2013.12 & 2015.5]



[緑彩唐草紋の徳利、他]

他窯の追従を退けるような 緑彩唐草紋が全面に描かれている、高さ
14cmの丸っこい形状の美麗な徳利です。容量が2合もあって、優雅
な絵模様とのアンバランスが微笑ましく、観賞用の小壺としても申し
分ありません。左側の同柄・煎茶茶碗は、この徳利に合致するような
サイズ(口径:7cm、高さ:6cm)ですので、並べて飾っています。早
いもの勝ちのネットオ−クションで、目敏く見つけて蒐集できました。
[6A-32 & 9B-49=2014.4 & 2015.4]



[徳利と盃・松竹梅]

ほっと安らぎを感ずる形状の2合徳利と盃で、染付けによる松竹梅
の図柄です。手に持った 感触と質感も、本当に素晴らしい。 インタ
−ネット オークションに、初めて応札して、入手できた うつわです。
[6A-1 & 6B-2=2000.6]



[徳利と盃・赤絵龍鳳凰絵、他]

南京赤絵(中国の清代初期に 景徳鎮やその他の民窯で生産された
磁器)を彷彿させるような龍鳳凰絵の7勺徳利と鳳凰魚絵の盃です。
徳利の胴体には緑龍、頸部には鳳凰が自由奔放な筆捌きで描かれ
ていて、絵描き職人さんの強い意気込みが感じられて好ましい。高
さ 13cm、胴径 6cmの均整がある形状も美しい。源右ェ門銘の書
体から、1960年代の作品と思われます。口径 5.5cm、高さ 3cm
の手頃な大きさの盃には、赤・緑釉、金彩を用いて緻密で軽やかな
筆致で鳳凰,魚紋などが美しく描かれています。何れも大勢の応札
者が参加した 熾烈なネットオークションを凌いで、蒐集出来ました。
[6A-34 & 6B-36=2014.11,2009.9]



[徳利と盃・筋梅小紋]

小振りな形状と、染付筋の間の朱の梅小紋が、とても可愛いらしい
雰囲気を醸し出している一合徳利と盃です。両手の中に すっぽりと
納まる直径 8cm(注ぎ口を含めた高さが11cm)の丸っこい形状と
口径が少しずつ違う(4.5/4.0/3.5cm)盃は、花や月を愛でながら、
親友と仲よくお酒を酌み交わすように創られているのかも知れませ
ん。白熱のネットオ−クションで やっと落札して、蒐集出来ました。
[6A-23 & 24=2009.2,2011.1]



[徳利と盃・牡丹絵]

染付けによる牡丹の花が丁寧に描写されている、薄い生地で成形され
た1合徳利と高台を持った酒盃です。徳利には、牡丹の花が側面をぐ
るっと取り巻いている他、注ぎ口の内面にも描かれています。盃は、両
外側面に配置された牡丹絵と 高台端面の雷紋が、微妙なバランスを
保っています。インターネット オークションで落札し、入手致しました。
[6A-14,6B-19=2006.5]



[徳利と盃・笹絵]

染錦による笹絵が、上品にしかも艶やかに描かれている、七勺徳利
と高台を持った酒盃です。 料亭で使われていた酒器だったようです
が、京の舞妓さんがお酌をするととっても似合うような華やかさに魅
了されます。ネットオークションで ようやく落札し、入手出来ました。
[6A-17,6B-28=2007.4]



[徳利と猪口・兜唐草紋]

すらっとした鶴首と下膨れの本体が絶妙な形状を醸し出して、とて
も安定感のある徳利と上品で小振りな猪口です。それらの周囲に
は、しっとりと落ち着きのある色調で、兜唐草が描かれています。
徳利の高さと最大径は12.5cmと8cmで、一合の容量がありま
す。まず、徳利をネットオ−クションで辛うじて入手しました。幸運
にも5年後に猪口を落札して、揃えて蒐集することが出来ました。
[6A-26 & 6B-49=2011.7,2016.3]



[瓢形徳利と猪口・葡萄絵]

研ぎ澄まされた美意識を感ずる、優美な葡萄絵の瓢形徳利と猪口で
す。古伊万里に多用されている葡萄紋が、バランス感覚の優れた構
図と、渋い染付,花赤,緑彩 そして茜釉の配色で、仄々とした明るさを
醸し出しています。高さが 約11.5cmの七勺徳利ですが、酒を注ぐ
時の軽やかな音や、注ぎ口と猪口の高台周囲の鋸歯状紋にも、趣
きがあって好ましい。ネットオ−クションで 何とか落札出来ました。
[6A-30=2013.2]



[徳利と盃・蝶と花絵]

染錦と言っても、染付けは 注ぎ口の繋ぎ紋と底面の「源右衛門」銘だ
けに使われています。七勺徳利の側面には、秋の多種な草花と ひと
つがいの蝶が、赤絵で 華麗に描かれています。また、底部に描かれ
ている 垣根風の繋ぎ紋も、古風ですが とても粋な風情を、醸し出して
います。盃も、側面に目一杯、菊・萩・桔梗が美しく描かれています。
銘の書体から、1960年代後半の作品と思われますが、秋の夜長を愛
でるのも好し、お正月の膳を祝う酒器としても、素晴らしいと思います。
厳しいネットオークションを凌いで、何とか入手することが出来ました。
[6A-22=2008.10]



[徳利と盃・寶文字面取]

初期伊万里風染付寶文字面取の徳利とぐい呑みです。両方共、ロク
ロで成形した生地を、伝統工法で削って現代的な形状に仕上げ、吉
祥文字の「寶」が、染付けで闊達に書かれています。また、銘は筆書
きではなく、高台内に「源」の一文字が彫られています。現代化の際
に、適当に小さくされたと言われていますが、徳利の高さは17cm近
くもあり、ぐい呑み共々大振りで、質感が素晴らしい。文献2,文献3
や、源右衛門窯HPの <酒席揃> にも 掲載されています。思いがけ
ず インターネット オークションに出品され、彫り銘であったため、飛び
付いて応札し、厳しい競争を凌いで 入手出来て、真に 幸運でした。
[6A-9,6C-7=2003.8]



[七宝紋の盃洗と酒器]

中央は、磁胎の白色と染付けに、落ち着いた緑彩と茜色で彩った、七
宝紋が、胴央と高台にバランス良く配置されている盃洗です。盃洗だ
けに、直径13cm、高さ11.5cmの大きさが有ります。杯洗を使って
酒を酌み交わす機会は皆無と思いますが、優美な紋様と形状に絆さ
れてインタ-ネット オークションで入手しました。1977年2月の大雪
の日に佐賀に転勤して、佐賀城址内の <二の丸亭>での歓迎会で、
杯洗の使い方について、初めて知りました。今は懐かしい、良き日の
思い出です。両サイドは、趣ある形状で同じ紋様の徳利と盃です。イ
ンタ−ネット オ−クションへ、出品予定とのメールを戴きましたが、
その方のご好意に甘えて、当方の指し値で購入させて戴きました。
[6D-2=2004.6、6A-10 & 6B-15=2004.11]



[松竹梅絵の酒器と蓋付茶碗]

純白な磁胎に、代表的な吉祥文様である「松竹梅」が描かれてい
る酒器と蓋付茶碗です。酒器は、独特な形状の徳利と高台付きの
猪口 そして安定感のある杯洗です。全ての器の外側面にはバラ
ンスよく松・竹・梅が配置されていますが、画像では朱が美しく映
える梅を手前にしました。徳利の胴径は7cm、高さは12.5cm、
杯洗の口径は12.5、高さは10cmです。徳利と猪口の口辺内側
に描かれている、趣のある笹の遊び心が好ましい。過熱気味の
ネットオ-クションを凌いで、幸運にも蒐集することが出来ました。
[6D-5=2016.9、6A-38=2015.10 & 9B-48=2015.2]



[染付濃みの杯洗]

2つの杯洗とも、高さ10cm,口径12.5cmで同じ大きさです。左側
の鉢は、染付濃み網目紋が全面に描かれています。網目紋は大漁
祈願や敵軍を一網打尽にする意味合いで、初期伊万里の時代から
好んで使われた紋様と言われています。素描の網目紋のうつわは、
しばしば見かけますが、白藍反転の網目紋は、珍しいと思います。
源右衛門窯特有の呉須の色が良く映えて、高台の磁胎の白さととも
に美しい。見込の網模様の細かさは、高度な濃筆の技能の賜物と
言えます。右の鉢は、染付け濃による菊と牡丹が、外周を2分して目
一杯、美しく描かれています。内面を黒釉で覆い、見込みには 精緻
な金彩で菊紋が描き込まれていて、作り手のこの器への熱情が伝
わってきます。何れもインタ-ネットオ-クションで 落札出来ました。
[6D-1,6D-3=2003.10,2006.2]



[なずな文の酒器セット]

小生の大好きな、江戸中期に多用された「なずな文」です。おそらく、
老酒用酒器と思われますが、落ち着いた優美な色彩で、手に良く馴染
む形 (ポットの全高;16cm、カップの高さ:7cm) のやきものです。
多くの応札者で競ったネットオークションで、何とか入手できました。
[6A-2,6B-8=2000.12]



[山水・文人の酒器セット]

徳利,盃とも 染付と赤絵のセットで、各々3種類の 山水や文人の
画が描かれています。インターネットオークションで落札しました。
[6A-3,6A-4,6B-6,6B-7=2001.2]



[染錦・桜濃の酒器セット]

徳利の高さは 11cm,最大径が 9cmで、両手にすっぽりと収まる
大きさです。酒盃も、小振りで可愛らしい。染錦濃の桜の絵柄が、一
層気品のある風情を醸し出しています。日本酒の味が判らない、無
粋な小生でも、この器で最上級の吟醸酒をゆったりと楽しみたいと、
誘惑に駆られます。インターネットオークションで、入手出来ました。
[6A-6,6B-12=2003.2]



[章魚唐草のビールカップ]

染付けの章魚唐草模様が、きめ細かく側面に描かれているビールカ
ップです。毎日の晩酌がビ−ル党の小生にとって、待望久しい源右
衛門窯のうつわです。 京王デパ-ト の秋の源右衛門新作展で見出し
即刻 購入致しました。口径8.3cm、高さ10.8cm の大きさ、側面の
曲率と大好きな染付けの紋様は、正に求めていた理想のビ−ルカッ
プでした。喉越しの良いクリ−ミィな泡が生ずるように、内壁面には、
螺旋状のスリットが刻み込まれているのも、真に心にくい造作です。
[6F-1=2004.10]



[色山水絵の麦酒杯]

口径:6.5cm、最大径:7.5cm、蓋を含む高さが 11.5cmで
丸味があり 安定感に富んだ形状の表面に、色山水絵が丁寧に
描かれた ビ−ルカップです。和の趣きがある器で、洋酒の代表
格であるビ−ルを飲むのは、少々そぐわない感じもしましたが、
使い勝手がよく、飲むほどにほっこりした気分になる杯に、今で
はすっかり気に入って愛用しています。思いがけず 対でネット
オ−クションに出品されて、迷わずに応札して蒐集できました。
[6F-5=2016.3]



[緑黄彩唐草のビールジョッキ]

筆書きの限界を超えて、ミナイ手緑黄彩唐草文が、丁寧に口径7.5
cm、高さ11cm の側面に描かれているビ−ルジョッキです。金属製
の取っ手もバランス良く、とっても使い易い。この紋様のビ−ルジョッ
キを初めて見たのは、秩父にある 武蔵屋 さんの店頭でした。その時
の魅惑的な美しさへの深い感動で、何とか当コレクションに加えたい
と秘かに決意したものの、高額ゆえに10年間近く実現しませんでし
た。幸運にもネットオ−クションに出品されて、闇雲に落札しました。
[6F-3=2009.4]



[染付け 紅毛人絵のボトル]

ボトルの高さは約21cm,最大径が11cm,720ml 入りで、六面
体の瓶です。2つの紅毛人の紋様が、三面ずつに丁寧に描かれて
います。この絵の原形は、 <文献3>の22頁に掲載されている「紅
毛伊万里 染付紅毛人図角徳利」にあると思われますが、実に染付
けの絵が美しい。当HPを訪問して下さったセレブなご婦人から、コ
レクションに如何?と思いがけず寄贈され、喜んで頂戴致しました。
------------------------------------------
右側の馬上杯も、可愛らしい形状のうつわですが、丁寧な染付けの
絵に魅了されます。 これは、ネット オ−クションで 入手しました。
[6B-4,6G-1=2000.9,2004.11]

この瓶を用いたウィスキーの経緯をお尋ねしましたら、アサヒ
ビ−ル(株)お客様相談室から、下記のご回答を戴きました。

ス−パ−ニッカ のデザインボトル「紅毛人絵伊万里風(有田・館林
源右衛門)」で、1977年11月
(佐賀市に在住し、屡々源右衛門窯
を訪れていた頃です)
に発売しました。贈答用として発売した商品
で、その後、数年販売したようですが、現在は販売を終了いたして
おります。発売当時の価格は、55,000円でご案内しておりました。

------------------------------------------

[追補]

[源右衛門窯の戌年の御年賀状]
平成18年元旦に拝受しました源右衛門窯の御年賀状には、
古伊万里資料館蔵<染付・紅毛人図角徳利>の写真が掲載
されていて、次のような説明(概要)が記述されていました。

<染付・紅毛人図角徳利>長さ:10.5、幅:10.5、高さ:19.0、十九
世紀前半 有田皿山産。オランダ人(紅毛人)と洋犬をモチーフに
した異国情緒溢れる図柄の徳利である。徳利としては特異の器
形は、花見などで野外に持ち出すことも考慮されたと思われる。