「工芸陶磁器」 

[ 写真をクリックされれば、拡大してご覧になれます。]




芙蓉割りの時計

[芙蓉割りの時計]

外径が 25cmで、呉須による芙蓉割りの図柄と文字盤の構成が、素
晴らしい。歯車が刻む、ゆったりとした クリック音も 心地よく、何とも
言えない ノスタルジックなロマンを、そそられます。精工舎との 共同
製作の電池駆動方式で、壁掛け時計にも置き時計にも、することが
出来ます。インタ−ネット オ−クションで 落札し、入手出来ました。
[2A-1=2000.9]

最近、セイコー/源右衛門窯 の両社協力による、高精度で美しい時
計の製造販売が発表され、脈々と 共同開発 が受け継がれているこ
とを知って、改めて、この時計の存在の大きさを再認識しています。

安谷屋時計店 のサイトには、多くの共同開発製品が載っています。




2つの円形重陶硯

[2つの円形重陶硯]

優美な紋様が 呉須で描かれた、2つの蓋付き円形重陶硯で、何れも彫
り名です。下段は 墨を摺るうつわ、中段は 墨汁を溜めるうつわ、そして、
上段は文鎮を兼ねた蓋で、何れも、外観の優美さからは 想像できない、
頑丈で重厚な造りになっています。右の葡萄紋の作品は、文献1-図版
32に掲載されています。左の草花紋の作品は、6代館林源右衛門さん
の直々の作品で、直筆の「源」銘が彫られています。 また、源右衛門窯
ホ−ムペ−ジの 磁製文具の記事は、他の作品も掲載されていて、大変
参考になります。両方とも ネットオ−クションで、辛くも落札出来ました。
[4A-1 & 4A-5=2001.2 & 2012.5]

大きさは、外径:約 9.2cm、抓みを含めた高さ:約 7.5cm です。




2つの染付唐草文の陶硯

[2つの染付唐草文の陶硯]

左の硯は、小振り(長さ:14.5cm、幅:7.5cm、厚さ:2cm)ながら、凛と
して堅牢、気品ある花唐草絵の陶硯です。 全面が 華麗で伸びやかな花
唐草で覆われています。 文献 5Cに よれば、京都の名舗・象彦さんの硯
箱に、赤絵花唐草水滴と共に収納される造りになっているそうです。右の
硯は、墨池と墨道を除いて、素描章魚唐草紋で埋め尽くされて美しい。大
振り(長さ:19cm、幅:13cm、厚さ:3.5cm)で、どっしりした屈託のない
構造は、書に向かう心を 和ませてくれるでしょう。 両方とも、多人数の応
札者で白熱したネットオ−クションで、運良く 落札して、蒐集出来ました。
[4A-3 & 4=2007.10,2012.2]

右の硯は、文献1に 図番95「染付素描章魚唐草文 陶硯」として、掲載
されています。解説によれば、禅寺の火燈窓を形取ったとのことです。




古伊万里風菊絵の磁鈴

[古伊万里風菊図の磁鈴]

口径:7cm、高さ:13cm、均整が取れた形状で、古伊万里風菊図
が丁寧に描かれた、心地よい涼やかな音を発生する磁鈴です。鎖
で吊り下げられた振子も磁器球です。取っ手部の錆釉が、全体をキ
リリと引締めています。 美しくて珍しいやきものとして蒐集すべく、
ネットオークションに加わり、何とか入手致しましたが、文献1図版
52、古伊万里風菊図洋食器揃いにも含まれておらず、全く用途の
想像がつきません。呼び鈴として、スムーズに優雅な食事を始める
ための用具なのでしょうか?膨大な柴田コレクション総目録にも、
磁鈴は掲載されていませんでした。謎多く魅惑的なやきものです。
文献2 の101頁のテーブルセットの画像の中に、載っていました。
[4k-1=2006.10]

磁鈴に関わる疑問を解くために辿りついた、エネルギッシュで、し
かも文化の香り高い「癒し系」HPです。ご一見をお奨め致します。
[大和の土鈴]




金彩柘榴図水注

[金彩柘榴図水注]

輸出伊万里の代表的な作品と思える 絵付けと造形が成された、古伊
万里写金彩柘榴図水注です。文献1の図−31として掲載されていま
すが、1970年、東独ドレスデン美術館で見つけて再現すべく、六代
源右衛門さんが情熱と喜びをもって制作されとのことです。往時の陶
工の美術的感性が如何に優れていたかを窺える作品ではないでしょ
うか。早いもの勝ちのネットオークションで入手しましたが、蓋は欠損
していました。それでも購入したのは、1993年に開催された 「海を
渡った古伊万里展」に出展された現品(高さ24.5cm、径8cm、図
録No.61)は、蓋が無い作品だったからです。充分、観賞できます。
[4W-2=2012.5]




牡丹絵の冷水揃

[牡丹絵の冷水揃]

紹興酒用酒器セットと思って 入手しましたが、共箱の表書きは、
牡丹絵の「冷水揃」でした。ポットとカップは 共に、魚形染付濃の
抓みと口辺の繋ぎ紋が、側面に描かれた清楚な牡丹絵を引立て
て、お洒落で趣がある 冷水セットです。 ポットの胴径と高さは、
14cmと23cmで、重量感に溢れています。 カップの口径と高さ
は、6cmと9cmです。夏季の麦茶用にも適していると思っていま
す。シビアなネットオークションを何とか凌いで、蒐集出来ました。
[4W-1 & 4W-1B=2012.3,2015.7]



磁器製アクセサリー

[磁器製アクセサリー]

源右衛門窯と異種企業とのコラボレーションによって、暮らしを彩る
グッズが「源コレクション」として 多種創製されていますが、身の回
りの装飾具も その代表例の1つと言えます。たまたま、ネットオー
クションで入手した ループタイ、ペンダント そして タイピンですが、
何れも 陶芸と貴金属工芸を相乗させて、優美な装飾具に仕上げら
れています。ルータイの染付濃・章魚唐草のチャームの大きさは、
一辺が 2.8cm角ですが、文様、染の色合いと形状による着いた
重厚感に魅了されます。楕円形のチャームは、雅趣に富んだミナイ
手・鳥丸紋が描かれています。ペンダントは、シックな染錦・蝶絵で
す。緻密に作られた銀製金具は、手入れを怠ると硫化して変色しま
すが、柔らかい布でバフ掛けすれば、穏かな光沢が直ぐ戻ります。
[4O-1,4R-2,4R-3 & 4R-4=2008.1,2009.5,2010.1 & 2010.12]




食卓用品2(栓抜き)

[食卓用品(栓抜き)]

左の3個は、源右衛門窯の代表的な心暖まる紋様(梅紋、水鳥繪、
花唐草紋 )の栓抜きです。把手の大きさや側面の曲率が程良く、手
に良く馴染みます。中央は、ワイン栓抜きです。把手と外筒の表面
は、染錦の美の極致とも言える出来映えで、古伊万里風菊繪が描
かれています。全て、インターネット オークションで入手致しました
が、部屋のアクセサリーとしても、美しく飾れて楽しめる優品です。
新設の灰皿のページにも、緑彩花唐草の栓抜きを掲載しています。
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その後、染付け・章魚唐草紋、同・梅地紋の栓抜きも蒐集しました。
[4C-1&2=2002.7&8、4C-3&4=
2003.7&8、4C-6&7=2005.4&10]




花模様の醤油注し

[花模様の醤油注し]

花模様が食卓に美しく映えて、而も機能性にも優れた醤油注しで
す。赤絵・なずな紋が愛らしい醤油注しは、安定性が良い角ばった
胴体(高さ:7.6cm,辺:4.5cm)です。優美な花唐草が描かれた
円筒状の醤油注しは、口径:8cm、高さ:9cmの大きさも手頃で使
い易い。何れも、液垂れが無い機構がとても素晴らしく、ネットオ−
クションでは人気が集中して、ようやく落札することが出来ました。
[4G-1 & 4G-2=2004.5 & 2006.1]




桐花草絵の塩胡椒入れ

[桐花草絵の塩胡椒入れ]

外周面に桐花草模様が美しく描かれている筒状の塩・胡椒入れです。
振り出す孔の数が違うだけで、大きさは、直径:5.5cm、高さ:10cm
強の同一寸法です。実用品ながら、食卓の雰囲気を明るく優雅に演出
してくれる名器です。 ネットオークションで、何とか蒐集出来ました。
[4V-1=2011.7]




醤油注しと楊枝入れ

[醤油注しと楊枝入れ]

使い勝手が素晴らしく、朱濃み梅地紋が愛らしい 醤油注しと楊枝入れ
です。醤油注しは、上記の赤絵なずな紋の醤油注しと同じ外形ですが、
6cm角の受け皿が付いています。 楊枝入れも、きっちりと仕上られた
曲面形状に丁寧に描かれた、優美な梅地紋が良く調和しています。食
卓を心豊かに彩る これらのうつわも、ネットオ−クションで求めました。

手前の5つの蟹形箸置きも、後日ネットオ−クションで入手出来ました。
形状や色合いにも妙味があって使いやすく、とても気に入っています。
[4G-3,4J-1 & 4B-4=2005.10,2007.1 & 2008.1]




万暦龍絵の箸置と楊枝入

[万暦龍絵の箸置と楊枝入]

万暦風龍絵が、とても丁寧にしかも闊達に描かれている、箸置きと
楊枝入れです。万暦(ばんれき)は、中国の明代の元号(1573年
-1620年)で、中国の色絵磁器が最も爛熟した時代です。箸置き
は長さ5.5cm,幅3cm,厚さ8mmで、上面の中央部に凹みがあ
って箸が置き易くなっています。楊枝入れは口径2.8cm角,高さ
4.5cmです。小さな作品ですが、絵付けや形状に気高い緊張感
が漲っていて、名窯の面目躍如と言えます。ネットオ−クションで
は、大勢の方々が応札されて、やっとの思いで 落札出来ました。
[4B-3=2007.3]




蝶と花絵の杓立

[蝶と花絵の杓立]

盛況だった ネットオ−クションで、「杓立」として出品されました。共
箱が付いていなかったので、茶道に疎い小生にはその真偽が判り
ませんでしたが、本体側面と受皿に優美な蝶と花絵が丁寧に描か
れている愛らしいうつわに魅了されて応札に加わりました。本体の
口径:5.5cm、受け皿の長径:14cm、短径:11cm、全高:9cm
の均整が取れた構成も好ましい。我が家では 「マドラー立」として
活用しています。因みにマドラ-も朱の小梅紋の磁器で、全長:12
cm、口径:1.5cmです。これもネットオ-クションで入手しました。
[4Y-1 & 9E-1=2013.5]




緑彩梅地紋の万華鏡

[緑彩梅地紋の万華鏡]

2004年12月に公開された 源右衛門窯 ONLINE SHOPで購入
した、全長約55mm、最大径14mm、側面は美しい染錦の緑彩
梅地紋が描かれている可愛らしい万華鏡です。新SHOP開店の
お祝いの意味合いも込めて所望しましたが、この小さな万華鏡を
通して得られる魅惑的な美の世界に、大いに感動しています。肌
身離さずに携帯できるチェ-ンも、粋な計らいです。詳細内容につ
いては、 源右衛門窯 ONLINE SHOPをご覧戴ければ幸いです。
[4H-1=2004.12]




染錦 楼閣桜図の電燈台

[染錦 楼閣桜図の電燈台]

拙宅を新築した時から、リビングにフロアスタンドが欲しいと思ってい
ました。それも、台部は源右衛門窯の磁器が夢でした。完全に諦め
ていた矢先に、ネットオークションに 出品されて、吃驚仰天。 しかも
紋様が源右衛門窯を代表すると言っても過言ではない '古伊万里風
楼閣桜図'でした。大きさもシェードを取り付ける金属アームを含めた
高さが約69cm、台径が15cmと、手ごろな点も喜ばしく、高価では
ありましたが、直ちに入札しました。幸いに他の入札者が無く、手に
入れることが出来ました。台の高さだけでも、44cmありますので、
我が家の一番大きな 源右衛門窯のやきものです。大きいだけに絵
模様が派手になり過ぎないかと危惧していましたが、意外にも しっ
とりして落ち着いた感じには、さすが名窯の作品と感じ入っていま
す。ただ ランプシェードは、別売りになっていましたので、取り合え
ず、手元のものを流用致しましたので、グレードアップが必要です。
[4Q-1=2008.6]




染付 藤図の電燈台

[染付 藤図の電燈台]

文献1の図番75、藤図大花瓶と相似形の電燈台です。長さ31cm、
底径10cm、最大径15cmの大きさですが、この台座のみで、ネット
オークションに出品されました。藤図の紋様のやきものは、一つも所
有していませんでしたので、何とか落札するんだと言う意気込みで、
応札しましたが、コンペチターが手強く、苦戦を強いられました。何と
か落札してから、電球ソケット、スウィッチ、電源コンセントを購入して
配線しました。シェードは手持ち品を使いました。電灯を点すと、落ち
着いた染付けの藤図が浮き上がり、優雅な風情に心底癒されます。
[4Q-2=2008.7]




染付濃み 章魚唐草紋の風鎮

[染付濃み 章魚唐草紋の風鎮]

数ある源右衛門窯の紋様の中で小生が最も好む、染付濃み章魚唐草
の風鎮です。事実、この紋様は、2007年の夏に大きな話題となった
田焼万年筆
の1つの図柄にもなっています。この画像では、源コレクシ
ョンの1つ、唐草模様の状差しに 吊るしていますが、当然のことなが
ら、普段は 床の間の掛け軸に使用しています。沈重な染付け濃みの
章魚唐草の風鎮の美しさは格別ですが、長さ5cm、直径4cmの大き
さや品格ある紫房と相俟って、掛け軸の良さを一層引立ています。ヒ
ートアップした競合いのネットオークションで、辛うじて落札しました。
[4M-1=2007.7]




萬暦風龍繪の香合

[萬暦風龍繪の香合]

太湖石と草木に囲まれて、赤龍が蓋表面の中央に配置されて、丁寧
に美しく描かれています。側面には、染錦の粋を集めて、唐草と鋸歯
紋がぐるりと囲んでいます。直径7cm、高さ4cm弱の大きさは、正に
華麗な萬暦風絵付けの小さな宝箱です。小さくとも、緻密で隙のない
繪模様と形状は、大明萬暦年製龍繪の尺皿と並べても、一歩も退け
を取らない風格があります。インタ−ネット オ−クションでは、厳しい
競り合いでしたが、幸いにも永年の念願を叶えることが出来ました。
[3B-2=2005.2]

源右衛門窯のオフィシャルサイトの 住まいのやきもの には、この華
麗な香合を含めて、磁器茶道具について、親切に説明されています。




染付け 祥瑞の香合

[染付け 祥瑞の香合]

左は、表・底面とも深みのある染付けで、趣深い祥瑞(捻文の中に、
紗綾、鳥花、梅小紋、石榴、枇杷、青海波、籠目など)が描かれている
香合です。直径 7.4cm、厚さ 2.6cm、手の平に収まる大きさです。
右は、上面に染付騎馬絵が美しく描かれていて、側面は錆釉で覆わ
れている香合です。丸っこい形状の外形と高さが共に5cmで、とて
も品格があります。源右衛門窯のオフィシャルサイトの[ギャラリ-・
住まいのやきもの]に、姉妹品が掲載されています。ご参照下さい。

拙宅では使用する機会は皆無ですが、呉須の魅惑に惹かれて、イ
ンタ-ネット オ-クションで落札しました。お茶席の作法では、練り香
が入った状態で、香合の蓋の外側・内側と裏側も拝見し、愛でてか
らご亭主に返すとのことですが、茶道に全く疎い小生でも、これらの
香合の造形と、多様な紋の描き込みの素晴らしさに、魅了されます。
[3B-1 & 3B-3=2003.11,2006.4]

祥瑞とは中国の明代末の崇禎年間(1628-1644年)に、日本の茶
人の好みによって、景徳鎮の民窯に造らせた染付け磁器の名称と
言われています。素地は精白で、細い線で緻密に描き込まれた地
紋、捻文、丸紋のつなぎ、あるいは散らしの中に、花鳥風月・人物・
幾何学模様などを描いたものが多いようです。その中で、「五良大
甫呉祥瑞造」銘の磁器は、茶人が古来茶陶の染付けの最上として
いるとのことです。また、以前は南京赤絵の範疇だった陶磁器で、
近年は、「色絵(赤絵)祥瑞」と呼ばれる、やきものも あるようです。




粟と鶉絵の香合

[粟と鶉絵の香合]

染付粟に鶉絵の大皿については、陶額のページで触れましたが、
正に同じデザインが、これらの可愛い香合に凝縮されています。
小さくとも 隅々まで陶芸魂が行き届いていて、心底 魅了されま
す。左側は 源右衛門さん直々の手によるもので、角っぽく絵付
けも雄々しく メリハリがあって、沈んだ染付けの色も 好ましい。
底面に 源の一文字が彫られています。右側は 窯製品で、背景
の蛇の目紋も 細やかで優美です。底面には、源右衛門の銘が
筆書きされています。やや小さく感じられるのは、外径は 7cm
で同じですが、高さが小さい(左:3.7cm、右:3.2cm)のと、
肩が丸みを持っているためです。両方とも、ネットオ−クションで
激烈な応札競争になりましたが、何とか凌いで 入手しました。
[3B-4&5=2006.11&2007.5]





鶯と梅の香皿

[鶯と梅の香皿]

最大径10cmの梅の輪花の小皿には、梅の枝花が 染付けで丁
寧に描かれ朱濃みが施されていて、とても気品があります。この
お皿の絵に 程好い大きさの鶯のフィギュアが付いていて、その
嘴に線香をセットする構成ですが、リアリティ−に富んだ 粋な作
品になっています。和洋を選ばず、どんな場所でも使える点も気
に入っています。それだけに ネットオークションでは、多くの方
々が応札されて、やっとの思いで 落札することが出来ました。
[3C-1=2009.11]





イズニク手の緑彩香皿

[イズニク手の緑彩香皿]

源右衛門窯の染錦技法の真髄がイズニク手に応用されて、側面に鮮
明な紅と染付けで、花唐草が丁寧に描かれている、コンパクトな香皿
です。澄んだ緑彩濃みや、見込みに染付けで描かれた繋ぎ紋が清々
しく、一層気品あるやきものに仕立てられています。外形は8cm、錫
を加工した高台を含む高さは5cmです。同じ錫製の線香立てが付属
しています。激戦のネット オ−クションに参加して、幸運にも落札出
来ました。イズニク手のやきものは、初めてですが、満足しています。

イズニク陶器は、オスマン・トルコ帝国が世界に名を覇せた16〜
18世紀、アナトリア半島の北西に位置する、古都ブルサ近郊の
町イズニクで つくられました。中国磁器の影響を色濃く残し、そ
の風貌に独特の大らかさを宿す イズニク陶器。多くの美意識を
共有する 源右衛門窯が、独自の解釈で その魅力を伝えます。
( [源右衛門窯 ONLINE SHOP]より抜粋して転載)
[3A-7=2008.10]




干支絵の香炉と飾り皿

[干支絵の香炉と飾り皿]

毎年、源右衛門窯から干支に関わる置物,陶額,香炉,ぐい呑み,飾
り皿などが発売されて、楽しみの1つになっています。中央の飾り皿
は、平成24年度の作品ですが、見込みいっぱいに 龍を浮き上がら
せて、濃淡の染と金で彩色した紋様は、上品で活き活きとして、好まし
い。外径16cmmの輪花の周辺には、十二支の漢字が装飾体で書
かれていて趣き深い。左の吹き墨を生かした兎絵の香炉と、右の金
運を呼ぶ巳絵の香炉は、小型で年代も不詳ですが、渋い染付と優美
な形状が素晴らしい。どれも、ネットオ−クションで 入手出来ました。
[3A-6=2006.11,3A-9=2011.7 & 7B-116=2013.6]




章魚唐草の香炉

[章魚唐草の香炉]

真に深みのある染付けの章魚唐草紋様と、銀の火屋の調和が、美し
い。姪夫婦の新築祝いに、 伊勢丹新宿店 で購入し、贈呈しました。
その後、インタ−ネット オ−クションで 激烈な競り合いをして 落札出
来た、自宅用の同一品を愛蔵しています。形状・寸法は、葡萄紋の香
炉と同じで小振りですが、素晴らしく心が和む、優美なやきものです。
[3A-1=1994.4,3A-5=2004.6]




白磁・兎形の香炉と香合

[白磁・兎形の香炉と香合]

一見、兎の親子と思ってしまうような、相似形の白磁の香炉と香
合です。微かに青味を帯びた白磁で作られた兎は、福与かで気
品に満ちています。両方とも、足部で分割される構造ですが、香
炉の香気の出口は耳になっていて、製陶技術の高さに魅了され
ます。香炉の体長、幅、高さは、16cm、11cm、12cmで、香
合の体長と高さは9cmと5.5cmです。 レアな作品だけに、ネ
ットオークションは過熱して、やっとの思いで蒐集出来ました。
[3A-12 & 3B-7=2009.5,2016.7]





赤濃菊絵の香炉と香合

[赤濃菊絵の香炉と香合]

華麗な朱と緑のコントラストに魅了される、丸っこい香炉と円形の
香合です。菊の花弁は金彩,葉は朱濃で鮮やかに浮き出されて、
蓋の周辺の朱の繋ぎ紋や 緑釉部の微細な無数の黒点と金彩模
様が、これらの作品の品格をより一層高めています。香炉の外径
と全高は、どちらも約11cmで、三つ足,蓋の放射状スリット,て
っぺんの抓みなどの念入りな細工にも、名窯の陶芸技術の高さ
を実感出来ます。何れも、ハンマ−タイムを大幅に延長した 厳し
いネットオ−クションを凌いで、やっとの思いで入手出来ました。
[3A-10 & 3B-8=2012.10,2014.3]

この香炉は、他の華麗な香炉と共に、源右衛門窯の公式サ
イトの ギャラリー・住まい のやきものに、掲載されています。




葡萄紋の香炉

[葡萄紋の香炉]

多幸・多産を意味する葡萄は、古代より ヨーロッパから中国,日本へ
と伝来し、奈良時代以降、葡萄唐草文が吉祥紋として、多く使われる
ようになったと言われています。この三足の香炉は、高さ6.5cm,
外径8.4cmと小振りで可愛らしく、周囲に描かれている葡萄繪も、
素朴な染付けの図柄にもかかわらず、私達の心を揺さぶる力強さが
あります。インタ−ネット オ−クションで落札して、手に入れました。
[3A-4=2003.1]




染錦・金彩草花紋の香炉

[金彩草花紋の香炉]

側面を三分割にして、牡丹・菊・撫子の花模様が配置されて、とって
も気品ある染錦で描かれている小振りな香炉です。最大径 8cm、
火屋を含めた高さが 6.5cmです。 染め・朱・金彩が、ふんだんに
用いられているにも関わらず、よく調和した 優雅な色調は、名窯の
伝統の強みでしょうか?角度をずらせば、時季毎に別の紋様を楽し
める構図も好ましい。ネットオ−クションで辛うじて落札できました。
[3A-8=2009.5]




染錦・七宝紋の香炉1

[染錦・七宝紋の香炉1]

四方へ無限に広がるという吉祥紋様が、美しい彩色で鮮やかに描か
れている、最大径 8cm の華麗な香炉です。藤原時代まで遡ると言
われている古い繪柄が、現代の私達を魅了するのは、源右衛門さん
の徹底した温故知新の追求の成果であると思います。拙宅の12M
ADSL化の記念品として、熱いネットオ−クションで蒐集出来ました。
[3A-3=2002.11]




染錦・七宝紋の香炉2

[染錦・七宝紋の香炉2]

上記の香炉1と同じ配色の吉祥紋様が、蓋の上面まで びっしり描か
れています。 外径:9cm、全高:10cm の丸っこい形状のため、可
愛いらしく親近感溢れる香炉です。 抓み、三足、口辺、そして 四つ
の放香孔の磁胎の白さが、多彩な七宝紋との対照で美しく、実にお
洒落です。大苦戦を強いられた、ネットオ−クションで 求めました。
[3A-11=2015.12]




染付獅子唐草の香炉・香合

[染付獅子唐草の香炉と香合]

染付けによる、緻密な獅子,唐草,山水の描き込みと、獅子や三足の細
工に、有田三右衛門の一つである名窯の製陶技術の高さを実感する、と
ても品格があり、素晴らしい三足香炉です。懐具合を考えると、かなり無
理をしましたが、40年間のサラリーマンを卒業した自分へのご褒美に、
ドキドキもので インターネット オークションに応札し、入手出来ました。
なお 最大径は12cm、 獅子と三足を含めた高さは 約12.5cmです。

13年後、対となる同柄の香合( 直径:7cm、高さ:4cm)を、過熱した
ネットオ−クションで落札して、長年の願望を叶えることが出来ました。
[3A-2 & 3B-9=2001.8,2014.10]




有田焼万年筆の展示会が、2007年9月発売予定に先がけて、同年
の7月27日〜8月2日に、丸善・日本橋店地下売り場で行われ、拝
見させて戴きました。 西洋の文明利器として伝来した万年筆、その
胴体とキャップに、有田の名窯 "源右衛門窯"と"香蘭社"の美麗な
紋様が描かれた磁器を用いて、日本の輝かしい伝統美術工芸品が
出現しました。世界へ大きく飛躍する壮大なロマンに、強く胸を打た
れます。手に持った触感も素晴らしく、予想外の軽さに驚かされまし
た。詳細は、セ−ラ−万年筆の美しいパンフレットを ご参照願いま
す。 AllAbout には、ご親切な説明と画像が、掲載されています。