「共箱/垂涎の一品」 

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[共箱の代表例]

源右衛門窯のやきものは、桐などの木箱に丁寧に梱包されていて、

いつも 感心させられます。蓋の表面には、製品の様式・品名・銘が、

毛筆で滑らかに書かれていて、伝統的な深い味わいがあります。写

真の中で、一番大きいお皿の共箱の大きさ(縦・横・高さ)は、33cm

/33cm/11cm、一番小さなぐい呑の共箱の大きさは、8cm/8cm

/7cm です。 組製品の共箱は、小皿,湯飲み茶碗,蕎麦猪口,酒

器などです。平紐が掛けられた、香炉や抹茶々碗の共箱もあります。
[12A-1〜19]


共箱の脇に座っているのは、我が家の愛犬マリ−(マルチーズ♀1才時)

です。マリ−に関しては、
[ 愛犬マリー ]をクリックしてみて下さい。


六代館林源右衛門さんも、犬が大変お好きだったようで、[ 文献1 ]

にも、愛犬と戯れておられる微笑ましい写真が、掲載されています。








[垂涎の一品 その80][改訂]

目の前を掠めていった源右衛門窯のやきもので、喉から手が出る

くらいの垂涎の一品や憧れの一品を、不定期に掲載しています。

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今回は、楚々とした緑彩に彩られた葉紋を背景に、紫陽花丸紋を

優美に浮き上がらせた気高い文様に魅了される、全高が43cmで

外径が37cmの優美な花瓶です。この独特な緑彩は、有田和絵具

辻絵具店と源右衛門窯が、協力して完成させたものと想われます。

モノクロ画像ですが、文献1 の図録77に、掲載されています。
[P080=2024.6]









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