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佐賀県に 関連工場が ありましたので、1969年 から 約10年間、

東京−佐賀間を頻繁に往復しました。1977年〜8年 には、約1年

間、佐賀市内に在住しました。夫婦共々 多くの窯元を訪れ、温かい

佐賀の人情に 接すると共に、揃って 大好きになったのが、源右衛

門窯のやきものでした。その後、なんだかんだで 集めました、源右

衛門窯のやきものを整理して、代表的なものを 掲載してみました。


"古伊万里の心"を規範にして、広範に深耕された名窯の陶磁器作品

を、それらの趣深い文様を味わいながら、ご覧戴ければ幸いです。



[The table of contents]


「 陶額のページ 」

「 工芸陶磁器 」

「 花瓶のページ 」

「 灰皿のページ 」

「 酒器のページ 」

「 染付けの皿・鉢 」

「染錦の皿・鉢」[追加]

「蓋物のページ」

「飯碗/蕎麦のうつわ」[追加]

「 珈琲のうつわ 」

「 お茶のうつわ 」

「 白磁/字紋のやきもの 」

「源右衛門唐津窯」[追加]

「 書籍・パンフレット 」

「 やきものの本 」

「共箱/垂涎の一品」[改訂]

(愛犬マリー)

「 お奨めサイト 」

「 改訂の記録 」

UPDATED ON :14/Nov./2024 [Ver.E118]








令和6年3月、ネットオークションで源右衛門唐津窯の5個組湯呑

寄が出品されていることを知り、即刻入札をしました。絵唐津、朝

鮮唐津、黄唐津、黒唐津、斑唐津の湯呑が寄せ集められた作品で、

それぞれの特徴が、一目で分る工夫がされていて、好感が持てまし

た。各作品の高台脇には、「源」の一文字が、刻まれていました。


異常な猛暑が続いている令和5年の夏、暇に任せて何気なく「やき

ものコレクション」でググってみましたら、何とこの稚拙なHP

が、検索項目の一番目に位置付けされていたのには、ほんとに吃

驚しました。どの様に序列を決めるか定かではありませんが、地

道に改訂を行っている等の努力が、報いられたのでしょうか!?


令和3年の成人の日、日本の代表的クリエイティブディレクター

佐藤可士和氏が 有田町の有田工業高校で行った、特別授業「

未来を見つめる 君たちへ」の様子が、「NHK-BS番組」で、再

放送されました。同氏は平成28年の有田焼創業400年事業

の一環として進められた「ARITA 400project」に関連して、パリ

で開催された国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に、ダイナミック

な染付紋様の磁器大皿を出展されたことでも知られていました

ので、興味深く拝見させて戴きました。近くの川で見つけた陶

磁器の欠片を使えず、お祖父さんの作品の一部を活用して、

愛らしいイアリングにリメークした女子高校生が、特別授業の

成果発表会で述懐された「有田では、落ちている陶磁片ですら

も文化財である事を知りました」との発言が、琴線に触れて、

とても新鮮で印象的でした。同時に、有田の現況を打開して、

世界的な名ブランド「有田焼」を更に押し上げようとする面々

の迸る情熱が垣間見られて、強い未来の曙光を感じました。


明治29年から116回を刻んで、例年GWに100万人を超える

有田陶器市もコロナウィルス騒動には勝てず、130店が加わる

「2020有田Web陶器市」として開催されました。やきもの好き

とは言え、有田は遠すぎて行くことは儘ならず、特に変わること

はないと思っていましたが、毎年届けられていた源右衛門窯か

らの案内状(下欄「New」=記事1) が途切れましたので、今まで

戴いたものを取り出して懐かしみました。さらに、スタッフブログ

「源器」
を通して、オンラインショップのリニューアルや多くの

新製品の追加状況を知り、いつも以上に楽しめました。ただ、

窯元さんの展示場入口にある、名物の大きな染濃梅小地紋の

手洗い鉢が寂しげだったとの記事に、ほろりとさせられました。


2020年2月、NHK-TV番組「趣味どきっ/銭湯/やすらぎの美

術館」
で、洗い場のタイル絵は、壁面の富士山のペンキ絵と共に

銭湯美術の双璧を成すと、フランス人の銭湯大使ステファニィさ

が、その蘊蓄を語って下さいました。湯気でしっとり濡れたタ

イルの花絵は幻想的で美しく、拙宅の湯船の壁面に 双鯉の陶

を飾って楽しんでいる 小生の心の琴線を揺さぶり、長らく行

っていない銭湯への強い郷愁と、深い共感を呼び起しました。


令和初の梅雨明け直前の2019年7月26日、佐賀県立九州陶

磁文化館から、[有田×野老]展の案内書が届きました。野老朝

雄 ( トコロアサオ ) さんのライフワ−クは、幾何学原理に基づいた

「つながる紋様」の制作ですが、来年の東京オリンピック・パラリ

ンピックのエンブレムに "組市松紋"をデザインをされて、熱い

視線が注がれています。世界的ブランド・有田焼の多用な紋様

とのコラボレ−ションは、受領パンフレットの画像(下欄「New」

=記事2
をご参照下さい)を垣間見ただけでも、胸が躍ります。


2019年7月19日、僅かな梅雨の合間を縫って、京王プラザホ

テルで開催されている、第39回"有田・伊万里やきもの夏まつ

り"を訪れました。極度に日照時間が少ない 異常気象の憂鬱

を吹き飛ばすように、源右衛門窯の新作の数々が、異彩を放っ

ていました。下欄「New」=記事3に、展示の一端を示します。


2019年6月14日、新たに 『白磁/字紋のやきもの』 のペ−ジ

を設けました。 源右衛門窯の白磁のやきものは、比較的少な

いようですが、幾つか蒐集していました。掲載済みのものは移

動して、未掲載だったものと合せて掲載しました。ただ、白磁の

実体を忠実に捉える カメラワークの技能不足を痛感していま

す。白地の多い字紋のうつわも、このページに集約しました。


"令和"に改元し、新時代を迎える2019年5月1日が近づいて、

「源右衛門窯スタッフブログ」に、「東宮御所にお納めした食器

揃を一般公開しております」と 記事が掲載されました。新天皇

ご夫妻のご成婚(平成5年6月9日)と、この食器揃に関わる源

右衛門窯編集のプロモ−ション ビデオテ−プ を、保有していた

ことを思い出しましたので、再生しながら、この食器揃を撮影し

ました。残念ながら、不鮮明な画像( 下欄「New」=記事4 )

なってしまいましたが、製作に当っては 多大な御尽力をされた

ことが分かりましたので、ご参考までに掲載させて戴きました。

宮内庁から、食器揃(29品種、20組)への「彩色を抑えて磁胎

を薄めに」などのご要請があり、選りすぐりのベテランメンバ−

でプロジェクトチ−ムを編成して、染付顔料は 一ケ月余石臼に

かけた後、更に摺り込んだり、柔らかな色合を出すために、薪

窯焼成は細心の注意を払う等々、熟慮断行されたそうです。


2018年10月20日、NHKの人気番組「ブラタモリ」で、如何に

して有田焼が世界的に名声を博したか、興味深く報道されまし

た。有田焼に関わる知識は、幾らか持ち合わせていましたが、

泉山の"真白な陶土"の成り立ち、登り窯や水力を利用して陶石

を粉砕する唐臼に好適な傾斜地形などは、英山の火山活動に

伴う、流紋岩や凝灰角礫岩の経年変化によるものだと言う、地

質学に博学で坂道や段差に興味を示される タモリさんの視点

から謎を解いていく番組に、とても感銘を受けました。また、ア

シスタント・林田理沙アナウンサーは、東京芸術大学音楽学科

卒 だけに、陶器と磁器を叩いた音を聞き分けて、磁器の方が

1オクタ−ブ高いと指摘された点に、大いに共感出来ました。


2018年8月、玩具箱をひっくり返したような再開発工事が着々

と進む渋谷駅周辺。そのど真ん中にある渋谷ヒカリエの8F d47

design travel store で、「源右衛門窯と森正洋が伝える夏の食

卓」展が開催されました。展示のコンセプトについては、ブログ

源器
をご参照願います。1974年発行の角田嘉久著 「有田=

白磁の町」
で、森正洋さんと館林源右衛門さんが有田工業学校

の同期生であったと知っていましたので、興味を惹かれて足を

運びました。小規模でしたが、お二人の偉大な業績への称賛、

源右衛門窯と森正洋さんが活躍された白山陶器の作品、陶磁

器の製作工程や用具などが、両窯のご協力の下にきめ細かく

展示(下欄「New」=記事5A,B) されていて、勉強になりました。



猛暑続きの2018年の夏、東京の新宿・京王プラザホテルでは、

第38回=有田伊万里やきもの夏まつり展、六本木・ミッドタウン

ガレリアのTHE COVER NIPPON店では、他の和風工芸品と共に

『夏をすごす 源右衛門/繊細なうつわ 大胆なうつわ』展が開催

されて、訪れた多くの方々が魅了されました。展示された沢山の

源右衛門窯の魅惑的なやきものの中から選び、下欄「New」=記

事 6A−C
に載せました。詳細は、源器-げんき-をご参照下さい。



2017年8月25日、窯元さんから 「源右衛門唐津窯」 について、

ご教示戴きましたので、作品と共に 新しいペ−ジを掲載し、合せ

て、陶器と見紛う粗磁器の唐草紋小壺を、この頁に載せました。



テ−マは 『美しきブル−の世界 (Japan Blue × French Blue) 』

2017年3月29日〜4月11日、三越(日本橋)・伊勢丹(新宿)で

源右衛門窯とフランスの陶器工房GIEN/ジアンとのコラボ展が開

催されました。 その1つは、ジャパンブルー×フレンチブルーをテ

−マにしたコラボで、和と洋の出会いにより、ジアンの新作を源右

衛門風に アレンジした文様の器が、テ−ブルコ−ディネ−トを交

えて、興味深く紹介されていました。その2は、ジアンで定評ある

人気の花柄を源右衛門風にアレンジして絵付をした器が、ジアン

の作品と対比するように、展示(下欄「New」=記事7の画像を、

ご参照下さい)されていました。ジアンは、1821年イギリス人ト

−マス・ホ−ル氏によって、フランスの中央部ロワ−ル河岸にあ

る町・ジアンに設立され、フランスの文化遺産として徐々に知名

度を上げ、世界的なブランドに成長したとのことです。この展示

会の詳細は、源右衛門窯 スタッフブログ・源器-げんき-の3月

31日版 「ジアン×源右衛門窯展」を、ご参照願います・・・・・。



2016年6月17日、源右衛門窯スタッフブログ「源器-げんき-」

に、源右衛門窯の『プロモ−ションヴィデオ』が、掲載されました。

とても幻想的に仕上げられた素適な作品です。ぜひご覧下さい。



2016年4月1日、佐賀県を巡るアニメーション (プロモ−ション

ヴィデオ)『約束の器 有田の初恋』が、youtube に掲載されまし

た。主要な背景に、源右衛門窯が 取り上げられていて、細やか

で迫真の画像処理による清純な物語を、ぜひ ご一見願います。



有田・泉山で良質な磁石が発見されたと言われる元和2年から

今2016年が400周年目に当り、その記念事業の一環として、

「おてしょ皿復活プロジェクト」が 一昨年の8月から企画され実

施中である。おてしょ皿は、京都・朝廷の食卓で 手元に塩を盛

る小さな陶器として使われていたが、江戸時代初期に、有田で

磁器が生産されると、多用な磁器のおてしょ皿に継承された。

江戸時代のおてしょ皿を 現代に甦らせるには、柴田夫妻が蒐

集された作品を参考にされて、有田・伊万里の 20を超える窯

元さんが参加された。 記念事業と おてしょ皿復活プロジェクト

の詳細は、日本磁器誕生・有田焼創業400年事業と おてしょ

をご覧願いたい。下欄の「New」= 記事8は、当プロジェクト

を通して購入した、小さくとも優美な源右衛門窯の作品(甦っ

た13フォルムの内、富士山型・丸文菊花型・八角型) です。



2014年11月10日、OCN 「Page ON」 の来春サービス終了に

基づき、さくらインターネット(株) へ移管する準備に着手しました。



2014年3月25日の夜、東京テレビ・ガイアの夜明け「若手職人が

生む驚きの商品/有田焼が人気雑貨に!? 西武百貨店の新戦略」で

源右衛門窯の挑戦と意気込みが放映されました。墨弾きの技法を

使って、販売価格を低減する若い職人さんがとても頼もしくて、名窯

の明るい将来を予見出来ました。昨秋、西武デパ-ト渋谷店で膨大

な展示品から購入した小皿は、その嚆矢となる美しい作品でした。



2012年11月16日、源右衛門窯スタッフブログ「源器-げんき-」

がスタ-トしました。名窯の最新の出来事やイベントが新鮮な感覚

で掲載されていて興味深く、今後の発展を大いに期待しています。



'08年4月20日に来日された李明博韓国前大統領に、福田元首相

が政府の記念品として、有田焼万年筆を手渡されたとのことです。

有田の二つの名窯の6種類のデザインの中から、李明博前大統領

に プレゼントされたのは、「染山水」との事です。秀吉の朝鮮出兵

によりもたらされた磁器を、何代にも亘って技を磨き工夫して完熟

させて、万年筆に適用。 どのような意図で彼に贈呈され、どのよう

なお気持ちで受領されたのか、複雑な心境になります。また、なぜ

香蘭社の「染山水」が選ばれたかも、興味あるところです。有田焼

万年筆
が、将来を見据えた日韓友好のシンボルとして、強固な架

け橋になることを、大いに期待しています。 詳細は、セ−ラ−万

年筆(株)のウェブサイト
や、(有)佐賀ダンボ−ル商会の華麗な動

「世界に羽ばたけ有田焼」には、 有田焼万年筆を始めとする工

芸品が多数掲載されていて、とても興味深い内容になっています。



2008年3月、ご訪問者を増やすべく 愛犬マリーの記事を核に

して、ブログ を立ち上げましたが、さて 何時まで続くことやら。

このサイトに関わる、ご意見/ご伝言/ご叱正 がありましたら、

当ブログのコメント欄を、利用して戴ければ、幸いに存じます。



9月初の発売予定に先がけて、2007年7月27日〜8月2日、

有田焼万年筆展示会が、丸善・日本橋店地下売り場で行われ、

ゆっくりと拝見させて戴きました。西洋の文明利器として伝来し

た万年筆、その胴とキャップには、有田の名窯 "源右衛門窯"

と"香蘭社"の美麗な紋様が描かれた磁器を用いて、日本の輝

かしい伝統美術工芸品が出現し、大きな話題となりました。手

に持った触感も素晴らしく、予想外の軽さに驚くと共に、世界へ

大きく飛躍する 壮大なロマ図に、強く胸を打たれました。詳しく

は、優美な セ−ラ−万年筆のウェブサイト を、ご参照願います。



2004年12月、 源右衛門窯 ONLINE SHOP が公開されました。










Version C 以降(21 Nov. 2014〜)、貴方は

031824

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番目の大切なお客様です。この稚拙なHP
を訪問下さり、心から感謝 申し上げます。

Version B(26 Aug. 2001〜 20 Nov. 2014)
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